朝日岳:標高1896m、那須五峰の一つ。茶臼岳の北側に位置し、紅葉が美しい反面、荒々しい一面も持っている。
清水平:朝日岳と三本槍岳(那須五峰の一つ)の間に位置する湿地帯。
交通:アンティーク→(30分,車:那須高原道路¥360)→峠の茶屋→(50分)→峰の茶屋→(50分)→朝日岳→(25分)→熊見曽根→(15分)→清水平→(15分)→熊見曽根→(55分)→峰の茶屋→(40分)→峠の茶屋
10月7日、山が色づき初め、紅葉狩りのため朝日岳へと向った。
那須高原道路(\360)を登り、峠の茶屋駐車場へ到着。
駐車場が工事中とあって非常に混雑し、停められず路上駐車をする車も多々有った。
駐車場から見た朝日岳は紅葉も美しく色づいている。
峠の茶屋から入山、鳥居をくぐり、石の階段を登る。少し開けたところから茶臼岳も望める。
峰の茶屋までの道を中ほどまで行くと朝日岳が目の前のに見えてくる。
峰の茶屋に着くと朝日岳の険しい反面が見えてくる。また、ここから茶臼岳の煙が見え、今でも活動している様子がわかる。
峰の茶屋から朝日岳まで鎖につかまりながら険しい岩場を歩いていく。しかし、この辺りから見た隠居倉の紅葉もまた絵になる景色だ。
朝日岳肩まで来ると危険な箇所も無くなり一安心。朝日岳山頂は目の前だ。
ようやく登頂、眼下に峠の茶屋、南には茶臼岳、そして北側には朝日岳よりも高い無名峰(1900m)が見える。
地図と時間を見てまだ行ける。清水平を目指した。 朝日岳肩から熊見曽根へ、ここから隠居倉へ続く道と分かれる。いつしか風が強く冷たく感じられるようになっていた。熊見曽根を過ぎると朝日岳と三本槍岳の間で一番高い地点、無名峰(1900m)に到達。
北側を見下ろすとそこに湿原が、清水平だ。
階段の登山道を降りて行き、湿原の中の木道を渡る。そろそろお昼、お腹の虫も鳴き始めた。この辺でランチを取ることにした。
昼食を終え、もう少し足を延ばせば那須五峰の最高峰、三本槍岳まで届くかも知れない。しかし、下山者曰く、この先は泥濘が多く歩き辛い。
また家内も膝痛を訴え、ここで引き返すことにした。
ふとした帰り道、道端でリンドウが咲いているのを見つけた。例年だと9月に咲くらしいが遅咲きのようだ。
下山後、峠の茶屋でイカ入り天かまと焼き団子を食べた。これがまた美味だった。
今日は天候にも恵まれ、絶好の紅葉狩り日和だった。
那須の紅葉は通年、9月末山頂から始まり徐々に麓へ降りていくのだが、今年は1週間ほど遅れているらしい。
これからまだ十分紅葉を楽しむことが出来そうです。
峰の茶屋から朝日岳へ向う場合は鎖場も有ります。通常のトレッキングスタイルは勿論、軍手なども用意しておいた方がベターでしょう。