那須連山の日の出平と白笹山、西ボッチとの間にある標高1230mの湿原。
皇太子殿下ご夫妻もここを訪れになられています。木の遊歩道を歩きながら湿原を1周、春にはザゼンソウ、夏にはニッコウキスゲが楽しめます。
交通(車:25分):アンティーク→那須高原スカイライン→ハイランドGC手前右折→沼ッ原湿原駐車場
7月5日、シーズン中は平日でも早く行かないと駐車場がいっぱいになるとの情報から朝7時に出発。
今日は朝から霧がかかり、あいにくの天気。那須高原スカイラインからハイランドGC手前を右折し駐車場まで登る。勾配が急な性か、ギアを落とさないと登れない。残り1.5km道路は砂利のガタガタ道、乗用車にはちょっとキツイ道である。
駐車場へ到着、天候の性か車はガラガラ。カッパを着て湿原まで降りる。
ガイコツの歯のような階段を降り、突き当りを左折目の前に湿原が広がる。そこには黄色い花が咲いている。ニッコウキスゲ(左下)だ。
ニッコウキスゲは夜から朝方に咲くのだそうです。
その横に紫の花、ハナショウブ(右下)が咲いていた。この花もこの時期に咲くのだそうだ。
水辺を見ると小さな生き物が動いている。
オタマジャクシだ。ここにはモリアオガエルやクロサンショウウオが生息しているそうだ。
遊歩道は林の中へ進んでいく。カッコウやウグイスの声がこだまする。
ここから三斗小屋温泉へ通じる登山道も有るが今日は湿原の散策のみで帰ることにした。
湿原はゆっくり花を楽しみながら廻れば約1時間掛かります。
見ごろは5月のザゼンソウの時期と7月のニッコウキスゲの時期です。
遊歩道は整備されていて歩きやすくなっていますが運動靴は履いておきましょう。
雨の時はカッパも忘れずにね。